職場
インタビュー

介護の業界へ入ったきっかけは、父親の介護でした。父親が事故で精髄損傷を患い、父をサポートするために姉と一緒にヘルパーの資格を取得しました。父親の介護をしながら、せっかく取得した介護の資格を活かせたらと、もともと興味のあった介護の業界へ飛び込んだのです。最初はデイサービスで3年間勤務しました。元気な方が多いデイサービス施設でしたので、もっと他でも経験したいと思い、通所リハビリの施設でも経験を積み、介護福祉士の資格を取得しました。

当デイサービスセンターは、毎日50名を超える方々が利用してくださっています。色んな人とお話をしたり、触れ合えるのは本当に楽しいですね。みどりのかぜの大きな特色として、ご利用者様お一人おひとりが好きなこと・やりたいことを提供し、楽しみを見つけていただくことです。マシンを使った機能訓練の他、手芸や囲碁・将棋など趣味的な活動はもちろん、オシャレ好きな方にはネイルやヘアメイクを提供することもあるんですよ。施設内外にはご利用者様が創作してくださった木工家具もたくさんあります。毎年、施設に飾る門松もご利用者様とスタッフが一緒に制作しています。

最初は介護職員として勤務していましたが、「生活相談員をやってみないか」とのお声がけがあり、2年前から生活相談員として勤務しています。ご利用者様やご家族様、そして施設・行政との橋渡しとなる生活相談員の仕事は、幅広い知識が必要とされますので、大変ですがやりがいも大きいですね。相談業務だけでなく、行事計画や営業・広報活動なども大切な仕事です。また、介護職員やケアマネなど多職種との連携も重要となってきますので、送迎や介助業務など、なるべく介護の業務にも携わってご利用者様の状態を把握するようにしています。生活相談員はご利用者様やスタッフとの信頼関係の上に成り立っているのだと強く感じています。

生活相談員をしてみて、業務の中で感じるやりがいは、ご利用者様やスタッフが相談してくれる事が増えた事でしょうか。やっぱり、誰かに頼られたら嬉しいですし、励みにもなりますよね。来春には生活相談員の新卒採用も予定されていますので、「なんでもできる」頼れる存在となれるよう、改めて気を引き締めているところです。ご利用者様がいつでも気軽に来られて、「来てよかった、楽しかった」と言ってもらえる、そんな場所でありたいと思っています。