職場
インタビュー

社会福祉法人藍山会　特別養護老人ホーム太陽の丘

介護の現場：人間に対する愛を大切に

2011.06.22

スタッフインタビュー

山本　君江さん

看護師長

精神科医院で勤務経験あり

何よりも大切なのはコミュニケーション。キャリアを積み重ねてきた私もまだまだ勉強中です。

私たちが接しているのは介護を必要とされている方。ご利用者様ひとり一人に、居心地の良い空間・時間を提供するため、どんなアプローチが有効なのかを把握しなくてはなりません。ご利用者様だけでなく、そのご家族の方々とも気持ちを寄り添わせ様々な角度からコミュニケーションを取ることが重要です。言葉づかいや対応の仕方・所作に関して勉強の日々。人生の先輩である皆様のひたむきな姿に普段は忘れている大切な事柄を気づかせてもらうことも多いですよ。長く携わっている看護の仕事ですが、まだまだ深く学んでいけると思っています。

週1回のリハビリ指導。　ご利用者様をもっとサポートできるように。

太陽の丘は、特別養護老人ホームにしては珍しくリハビリにとても力を入れているんですよ。看護師である私も、週に1回ＰＴからリハビリに関する指導を受けています。ご利用者様のリハビリをお手伝いするときは指導を受けた成果の見せ所。積極的に声を掛け、細かく状態をお伺いしながらご利用者様の機能維持・回復をサポートできるよう奮闘しています。皆様の健康管理をしっかり行いながら、より親密なコミュニケーションを図れることが嬉しいです。

ドクターがいない職場。

以前病院勤務をしていた時との大きな違いは勤務場所にドクターがいないこと。正直、「どうしよう」と思う瞬間がないとは言えません。でも、それが逆に、緊張感と責任感を持って仕事に臨めていることに繋がっているようにも思います。もちろん、いざというときには、協力病院と連携します。365日、いつでも対応可能な体制です。ですから、通常この現場では「山本さんがいるから安心」と私がご利用者様から頼っていただける存在でいれたらいいですね。

子育ても終え、現在は愛犬にメロメロ。仕事で目標にしていることとは…。

今後はリハビリについての知識や技術を、もっと身につけたいと思っています。リハビリは当施設で積極的に実施していますし、それに一生懸命取り組んでくださるご利用者様を見て「もっと力になりたい！」と自然に思うようになりました。有給が取りやすいので、休日を利用して医療・介護の研修にも積極的に参加することも。目標があるので充実しています。既に2人の子供は独立。ゆっくりできる日は、愛犬のミニチュアダックスと過ごすのが、何よりの楽しみなんですよ。

社会福祉法人藍山会　特別養護老人ホーム太陽の丘

施設データ

〒倉敷市連島町西之浦３３９０番地

TEL：０８６－４４０－５１５５

施設	特別養護老人ホーム　（定員：50名）、ショートステイ（定員：10名）、地域交流ホール（ボランティアルーム）