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地方独立行政法人岡山県精神科医療センター

育児との両立:ここが精神科?

スタッフインタビュー

伊木晃子さん

看護師

3人のお子様を育てるママナース。ご主人の転勤に合わせて引っ越し、自身もその都度転職。子どもの成長を見守りながら無理なく働ける職場を探し、現在の職場と出会う。

子育てを優先し仕事を両立

面接で「土日は休みたい」「保育園のお迎えに間に合うように」「夜勤はできません」「子どもの体調によっては急にお休みをいただくこともある」…、なんて盛りだくさんの希望を言い出すのって、すごいパワーが必要ですよね。でも、それを全部打ち明けて、受け止めてもらえたから、今の充実した生活があるのだと思います。施設見学の際、勇気を出して言って良かった、そう思います。職場に迷惑をかけるのではないか、と遠慮して子育てを後回しにしなくても大丈夫。思い描いた子育てとの両立ができると、心にゆとりがうまれ、仕事にも集中できます。少しずつでも経験を蓄積しながら、子育てが落ち着いたら、もっと任される仕事を増やして、ここで長く働き続けたい、そう思えます。

初めての精神科

働き方を軸に考えて選んだ職場です。総合病院(内科・小児科)での勤務経験しかなかった私は本当に「ゼロ」の状態でした。8年のブランクもありました。それでも「ここで働く」と決めたのは、自分が思っていた精神科とは全く違う明るいイメージの施設だったからです。そこに働く先輩たちからも、本当にあたたかい印象を受けました。配属は救急・急性期入院棟になりました。常勤のナースを含む3人のパートナーで10代から高齢の患者様をケアしています。最初は、これまでに聞いたことのない疾患名、薬に戸惑いました。勉強したくて手当たり次第に本を買い込んだりしましたね。それまで精神科に関する本は1冊も持っていなかったので。分からないことがあれば、すぐ先輩たちに聞きました。「自分で調べれば」なんて言わず、今すぐ知りたいことを、丁寧に教えてくれました。

勉強になることばかり

身体科だと、胸の音や尿の量、データや画像で患者様の状態を管理できますが、精神科では、目に見えない患者様の心の変化で状態を把握します。これが難しいです。ちょっとした表情や動作などの変化を見逃さない先輩たちの観察点には、度々驚かされました。「なんで今日はご飯が食べられないのかな」の理由は、例えば、私たちには確認のしようのない幻聴によるものだったりするのです。患者様の病気・状態は様々で、また、患者様によって最適な対応の仕方も違っています。こちらのふとした声掛けが患者様の状態に悪い影響を及ぼすこともありますから、本当に慎重でなければいけません。「こうなってしまったけれど、どうしたらいいですか?」と私が質問すると、先輩は、私を認めたうえでアドバイスをくれます。私の周りには見本となる先輩たちが大勢。とても心強いです。

「子どもと足並みをそろえて」

これは転職を相談したカウンセラーの方から言われた言葉です。ちょうど、仕事をやりたい気持ちや現場から取り残されるような焦りばかりが先行してしまって、仕事と子育ての両立が不安になっていたときでした。考え方はもちろん人それぞれですが、私には「しっかり子育て期間を楽しみたい」という思いがあったのです。「今はまだ焦らず、その期間を楽しむ道を選べばいい」と言ってもらえて目の前の道が開けたように思えました。「今は、今だけしかない幼いわが子の成長をゆっくり楽しもう。それができる職場を探せばいいんだ。」そう決心して出会えたのが精神科医療センターでした。働き方だけ重視したつもりでしたが、学ぶことが多く、自身の視野が広がる成長できる職場でした。自尊心の大切さを学んだ私、子どもへの注意の仕方が以前とは変わりましたよ。(叱る前、自然と一歩立ち止まるようになりました!)

地方独立行政法人岡山県精神科医療センター

施設データ

〒700-0915 岡山県岡山市北区鹿田本町3-16

TEL:086-225-3821

FAX:086-234-2639

病床数 252床
各病棟の機能  
◇外来 統合失調症・気分障害・広汎性発達障害・摂食障害など多岐にわたる患者さんを、休日・夜間を問わず受け入れています。(休日夜間救急医療、24時間365日対応)
◇総合治療入院棟 急性期症状が落ち着いた患者さんへの、退院に向けた関わりに重点を置いています。
◇救急急性期入院棟 スーパー救急入院棟とも呼ばれています。精神科入院治療の入り口として、急性期症状の患者さんを24時間365日受け入れています。患者さんにとって精神科医療にはじめて出会う場として、スタッフ一同まずは安心感と安全感を持っていただくことや治療関係の構築を大切に取り組んでいます。
◇急性期治療入院棟(依存症・一般) 精神一般の総合治療(うつ病・適応障害・摂食障害の患者さんをはじめ統合失調症・認知症など様々な疾患の患者さんが入院されています。)及び、アルコール依存症・薬物依存症・ギャンブル依存症の患者さんと精神を治療の対象としている混合病棟です。患者様がその人らしい生活が送れるよう、地域移行へ向けて多職種チームで支援をしています。
◇児童思春期入院棟 全室個室対応で、自分の居場所が確保できます。院内学級(小学校・中学校)も併設しています。「チーム治療力」を発揮し、日々の生活場面の中で子どもたちの自尊感情を支え「治療」だけでなく「育ち」を支えることを大切に関わっています。
◇司法精神入院棟(医療観察法病棟) 医療観察法に基づきながら適切な医療を提供社会復帰することを目的としています。
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