職場
インタビュー

自分でも出来るかどうかわからない、続くかどうかわからない、そのような状態でしたが「資格がなくても大丈夫、まずはやってみませんか」と施設側から言ってもらえたのでスタートできました。初任者研修を受け、実際に仕事を始めてみると介護職のイメージは大きく変化。利用者様から私たちスタッフが頂く喜びや感動のなんと多いことか。日々の触れ合いが楽しく「もっと続けたい」と思うようになりました。最初は午前中のみの勤務を14時まで延長。そして入職から1年が過ぎた今では、さらに勤務時間を延ばしてもらってフルタイムで働いています。

半人前ではありますが介護技術が身に付き夜勤もできるようになりました。夜の勤務は緊張しますが、すぐに連絡のつく看護師がいてくれるので安心です。あとは、料理！私たちのモットーは「利用者様がお持ちの力を高めていく支援」で、料理が得意な利用者様に手伝ってもらったり一緒につくることが多いのですが、次第に自分の料理の腕前も上がったような気がします。介護関連の講座に行かせてもらう機会も度々あり（出勤扱い）、発展途上の自分がどんどん介護の知識や技術を身につけて成長しているなと感じます。

私と同じ30代のスタッフ、40代50代60代、と幅広い年齢層、様々なキャリアのスタッフがいます。転職先を探している方の中には職場で人間関係のトラブルに巻き込まれ、嫌な経験をしてきた方もいるかもしれませんが、この職場では誰かが誰かを悪く言うような場面に出会いません。スタッフの間に「みんな仲良く」というムードがあるんですよね。週に一度ミーティングがあり、そこで利用者様のことを情報共有するのですが、何でも相談できるオープンな場になっています。もちろん先輩たちが個別の相談にも乗ってくれます。心配事を抱え込むことはありません。

人と接する仕事は相手の喜怒哀楽に寄り添う難しい仕事です。でもそれが本当に楽しいと感じる今日この頃です。「おためし」で挑戦して本当に良かったと思います。邑久幸ホームは、もはや自分のもう一つの「家」。職場ではあるのですが、ここに来れば元気をくれる利用者様や励ましてくれる同僚・先輩がいる、ここで過ごす時間がとても大切だと思っています。「ありがとう」と言ってもらえる喜び、嬉しい気持ちを、利用者様に自身のケアでお返しするためにも、もっと勉強していきたい。日々を積み重ねてできることを増やしながら、介護福祉士の資格取得を目指していきます。