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職場
インタビュー
地方独立行政法人岡山県精神科医療センター
初めての精神科:子どもと向き合うケア
スタッフインタビュー
中條伸代さん
看護師
小児のケアに興味があり新卒後に入職した総合病院では小児科病棟に勤務。その後も子どもたちに関わる仕事を続けていきたいと現職へ。
入職したばかりの頃
昔から子どもに関わっていく仕事がしたいと思っていました。初めてここで働くことになって配属されたのが児童思春期入院棟で、10代の男の子のプライマリーを担当しました。ご家族とのトラブルがあって入院されていた患者様です。治療は、医師やソーシャルワーカーなど職種の違うメンバーがチームとなり連携。私はその中で治療の進み方など大切な情報をメンバーに発信・共有する役割を任せてもらいました。入職したばかりで分からないことだらけ。先輩たちの対応や行動を一生懸命見ていました。
憧れの先輩たち
患者様が切迫している時、どうしようもなく焦っていらっしゃる時など、私ではどう対応するのがベストなのか、正直まだまだ分かりません。医師が来るまでの間に患者様に適切に対応し、いつの間にか患者様が落ち着きを取り戻している。そんな風にできている先輩たちが本当に頼りになります。同じようにやってみようと何度か挑戦しましたが上手くはいきませんでした。信頼関係を築きながら、という過程も大切です。普段からどう接していくのか、介入の仕方についてもたくさんアドバイスをもらいました。今は、とにかく全部聞く、患者様の言葉を否定しない、ということを実践しています。
春から児童思春期入院棟へ
一旦、最初の配属を離れましたが、また児童思春期の患者様をケアすることになりました。これからもっと勉強していきたいのは退院支援について。この病院を出た後、患者様全員が自宅に帰るとは限りません。施設での生活が始まる患者様もいます。一人ひとりに合った支援を考えていく必要があります。先輩たちは退院後の5年後、10年後も予測しています。私もそのように考えられる経験を積んでいきたい。成長し、大人になっていく患者様にとって私たちの関わりが大きく影響することも考え、しっかり適切な支援をしたいと思います。
精神科で働くということ
人と向き合う、それが精神科で働く私たちの仕事です。決められた業務を淡々とこなすような時間はありません。同じ疾患でも特徴はそれぞれ違い、奥深くて難しい。ゆったりと流れる時間の中で、じっくり患者様と向き合って、話をして、理解したい。患者様は何を感じていらっしゃるか、患者様の行動や言動を自分はどう感じるか、など考えるようになりました。患者様をよく知って全体像を把握し、私たち後輩に色々教えてくれる先輩に早く近づきたいなと思います。
地方独立行政法人岡山県精神科医療センター
施設データ
〒700-0915 岡山県岡山市北区鹿田本町3-16
TEL:086-225-3821
FAX:086-234-2639
病床数 | 252床 |
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各病棟の機能 | |
◇外来 | 統合失調症・気分障害・広汎性発達障害・摂食障害など多岐にわたる患者さんを、休日・夜間を問わず受け入れています。(休日夜間救急医療、24時間365日対応) |
◇総合治療入院棟 | 急性期症状が落ち着いた患者さんへの、退院に向けた関わりに重点を置いています。 |
◇救急急性期入院棟 | スーパー救急入院棟とも呼ばれています。精神科入院治療の入り口として、急性期症状の患者さんを24時間365日受け入れています。患者さんにとって精神科医療にはじめて出会う場として、スタッフ一同まずは安心感と安全感を持っていただくことや治療関係の構築を大切に取り組んでいます。 |
◇急性期治療入院棟(依存症・一般) | 精神一般の総合治療(うつ病・適応障害・摂食障害の患者さんをはじめ統合失調症・認知症など様々な疾患の患者さんが入院されています。)及び、アルコール依存症・薬物依存症・ギャンブル依存症の患者さんと精神を治療の対象としている混合病棟です。患者様がその人らしい生活が送れるよう、地域移行へ向けて多職種チームで支援をしています。 |
◇児童思春期入院棟 | 全室個室対応で、自分の居場所が確保できます。院内学級(小学校・中学校)も併設しています。「チーム治療力」を発揮し、日々の生活場面の中で子どもたちの自尊感情を支え「治療」だけでなく「育ち」を支えることを大切に関わっています。 |
◇司法精神入院棟(医療観察法病棟) | 医療観察法に基づきながら適切な医療を提供社会復帰することを目的としています。 |
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