職場
インタビュー

社会福祉法人光優会　光憂舘

2021年4月誕生の新施設で始まったプロジェクトとは？

2022.03.29

トップインタビュー

内田　出さん

副施設長

特養の介護職員として８年勤務後に退職。他法人で介護職・相談員を8年経験した後、相談員として当法人へ復職。新施設ができるにあたり副施設長に就任。

2021年4月誕生の新施設で始まったプロジェクトとは？
心地よい施設、より働きやすい職場環境を目指す
「この指とまれプロジェクト」

なぜ「この指とまれプロジェクト」が始まったのですか

稼働し始めたばかりの施設でメンバー同士の結束が必要だと思いました。リーダーシップを持った存在が、いい影響を全体に伝播していけるように、と考えて発足したプロジェクトです。生活相談員、ケアマネージャー、介護スタッフの4名でチームをつくり、そこから情報発信を行っています。光憂舘みんなで守っていく基本のルールづくりをしました。「職員同士で挨拶をしよう」、とか「就業の時は笑顔で」、など難しいことではありません。スタッフ全員が、自由で楽しいと感じられる雰囲気の中で働いていくためのルールです。

プロジェクトがスタートしてからどんな変化がありましたか

スタッフみんなが意識してくれるようになったと思います。もちろん全員に浸透してほしいですが、たくさんの人数ですから、すぐに変化を受け入れられない、というスタッフがいるのも当然かなと思います。自身が学生時代にスポーツをする中でそういう経験もしてきました。それでも、「いいことだ」と思ってくれるメンバーが施設の中で実践してくれて、その行動が広がって、和やかな職場になったと思います。このプロジェクトが存在するから相談できたり意見が言える、アイデアが出せる、ということもあると思います。これから、もっともっと風通しのいい職場になるんじゃないか、と期待しています。

前の施設と比べて新しい施設の魅力を教えてください

まずは構造が大きく変化しました。災害に耐えられるものに生まれ変わりました。安心感があります。居住スペースは２階以上、電源は屋上にあり、冠水して使えなくなる、という心配はありません。施設内は自然光をたっぷり採り入れられるようになっていて、利用者様も心地よく時間を過ごせるのではないかと思います。スタッフがコンパクトに動いて業務をこなせるよう導線にも気を配りました。屋上からの眺めも素晴らしいですよ！災害後、周辺地域の整備が進んで見晴らしがよくなりました。

光優会や介護職に興味を持っている方にメッセージをお願いします

「介護」という言葉に壁を感じている方もいるかもしれませんが、何も気負わなくて大丈夫。特別人に優しくできる人ではないとできない仕事ではありません。他の仕事をするのと大きな違いはないと思います。光憂館では全く違う業界から介護職にチャレンジしているスタッフも大勢います。私だって前職は建築業界です。施設長も私も、丁寧に説明しますので是非一度話を聞きに来てください。まずは一歩踏み出してみませんか。

社会福祉法人光優会　光憂舘

施設データ

〒719-1316 岡山県総社市日羽454

TEL：0866-99-0010

FAX：0866-99-0012

介護老人福祉施設	要介護度3～5の認知症・寝たきりなどの高齢者のための介護施設です。日常生活の介助、支援、訓練などを行い、ケアをする施設です。お一人おひとりが穏やかに落ち着いた暮らしを送れるよう、気持ちに寄り添い、誠心誠意サポートいたします。
ショートステイ	ご家族の急用や病気など様々な理由により、一時的に介護が出来ない場合などに、短期間施設に入居いただくサービスです。ご利用対象者は要支援1・2、要介護1～5の認知症・寝たきりなどの高齢者の方です。
通所介護	日帰りで利用できるサービスです。機能訓練や食事の介助、入浴、レクリエーション等を提供しています。地域密着型通所介護事業所で一日の利用定員を１０名とし、ご利用いただく方々が共にふれ合いながらアットホームな雰囲気の中で過ごせるのがメリットです。