職場
インタビュー

もともとは介護の学校を卒業したのですが、卒業後すぐには介護の仕事には就かず、自衛隊など全く別の業界で働いていました。介護の仕事をしながら、自営業も経験しました。色々と社会経験をする中で、何か他の事をしながらも、ずっと介護の仕事への気持ちが忘れられませんでした。やっぱり介護だなって。現在は、リーダーとして後輩の指導にあたる一方で、ケアマネとして入居者様のケアプランを作成したり、ご家族様とのやり取りをさせていただいています。現場では入居者様の生活・身体介護などの介護業務も行っています。入居者様との触れ合いが楽しく、人生の大先輩から励まされる事も多くて。学ばせていただく事ばかりです。

経験豊富なベテランのスタッフが多く活躍している職場です。20代から一番上は70代まで、幅広い年齢層のスタッフが活躍中です。ベテランのスタッフが多いので、率先して動いてくれて、痒いところに手が届く頼もしい存在です。「こういうやり方があったんだ!」という発見もありますし、すごく勉強になります。看護師は施設長を含め、4名在籍していますが、2名がプラチナナースです。違う視点からアドバイスをくれたり、みんなの母のようで心のケアもしてくれるので本当に心強いです。会社としても研修制度がすごく充実していて、各施設年間で40～50もの研修を行っています。私自身も働きながら、介護支援専門員の資格を取得しました。各種研修制度に加えて、資格を持った先輩スタッフから教えてもらえたりと、勉強が出来る環境が整っていますので、スキルアップしたい方や目標がある方にはぜひ来ていただきたいですね。

リーダーとして心がけている事は、指導や注意をする時は人の目のない所で、相手の自尊心を守る事です。そして、決めつけない事。きちんと話を聞いて、「そういう考え方があるんだ。」とか、「そういう理由があって、そうしたんだ。」と相手を尊重しています。施設長がどんな事でもまず、私たち現場スタッフの意見を聞いてくださるので、私も相手と同じ視点に立ってまず話を聞くという事を大切にしています。現在、ミャンマーから技能実習生が来てくれていますが、まず日本語が難しい事もあって、仕事内容を伝えること等がなかなか難しいなと感じる部分があります。でもそんな時、私ひとりで悩むのではなく、みんなで話し合って改善に取り組んでいます。日本語の勉強のために交換日記を取り入れてみたりと、皆さん介護職以前はいろいろな経験をされてきているので、みんなの知恵が相まって上手に調和されています。お互いを尊重し合える、風通しの良い職場環境です。

こちらで働き始めて6年目になりました。魅力はたくさんあるのですが、まず一番は仲間が和気あいあいとコミュニケーションを取れる事。スタッフみんな名前で呼び合っているので、入居者様も私たちの名前を覚えてくださっています。それから、勤務形態がすごく良くて。有給消化もできますし、残業もつけてくれる。お子さんの急病や家族の介護などでも、一人ひとりに合わせてすごく配慮していただけるんです。“お互い様”の精神で連休なども取得できますよ。3つ目に、季節の行事やイベントが豊富なので、入居者様の喜ぶ顔が見られて嬉しいです。コロナ禍でずっと外出が出来ていなかったのですが、今年は3年ぶりに日帰り旅行も実施しました。いろいろ心配はあったのですが、皆さん本当に喜んでくださって、あぁやってよかったなぁと。最後に、医療との連携がしっかりしているので、看取りも経験できる事です。その方の人生の最期に立ち会わせていただける事は、すごく勉強になりますし、温かい気持ちになります。本当に感謝です。

施設長を筆頭に、新しい事をどんどん取り入れて、やってみよう!という風土ですので、とても勉強になりますし楽しいです。新しい取り組みは介護の全国大会でも発表させていただきました。今度、スタッフのバイタル測定が出来るような物を導入してみようかという話もしています。ここでは、楽しい・わくわくがいっぱいです。リーダーとしてのミッションは、働くスタッフみんなが、この先どこへ行ってもしっかり介護の仕事ができるように、ここでたくさん学んで、その分失敗もして、人生の糧にしてもらえたらいいなと思っています。その為に、施設内外の研修にも積極的に参加してもらえるよう調整しています。全体のスキルアップは入居者様の満足にも繋がりますから。私個人としては、今後は障がい者福祉の分野も経験してみたくて、社会福祉士の資格取得を目指して勉強中です。新しい事を学んだり、経験する事が楽しくて、それを実行できる職場。それが愛ファミリー天瀬です。