職場
インタビュー

“一流ホテルのような快適空間で、一流ホテルのような暮らしをしていただく”をテーマに運営しているヴィラ･プランタン せとうちは、今年で開設18周年を迎えます。スタッフの男女比は、男性が約25％で女性が約75％です。児島地域や水島地域から通勤するスタッフが半数以上ですが、岡山市南区や玉野市から通勤するスタッフも在籍しています。18年経つ現在でも、建物内がとってもキレイなことは誇れるポイントの一つで、人目に触れにくいバックヤード等もきちんと整理整頓をしています。ご入居者様のご家族様や出入りされている業者の方々等、いつ、どこで、どなたに見ていただいても「さすがですね」と褒めていただけるような環境作りをしています。
また、館内の設えにもこだわっています。6月は梅雨などの暗いイメージになりがちなのですが、私自身がホテル巡りをしている時に、ブライダルフェアが開催されているのを見かけて、そこから発想を膨らませて　＜ヴィラ･プランタンブライダル＞にしようと決めました。実は、展示してあるウェディングドレスは私が着たものなんです！他にも、ご入居者様の新婚当時の大変貴重なお写真を飾らせていただいていますが、お写真を見て思い出話に花が咲いたり、プチ自慢話を聞けるのはここだからこその特徴だと思います。

ご入居者様と接する上で「全てを自分に置き換えてみよう」ということを大事にしています。ヴィラ･プランタン せとうちは、岡山県内でトップクラスの高級有料老人ホームの一つですので、私たちはその名に恥じないような対応をするべきだと考えています。例えばご入居者様に対して、「ごはん食べたの？どうしたの？」と優しく聞くことも必要かもしれませんが、自分が年齢を重ねた時に「お召し上がりになられましたか？いかがなさいましたか？」と尋ねられた方が嬉しいですよね。自分に置き換えて考えてみると、自然と答えは出てくるはずです。スタッフには、自分を大切にするのと同じようにご入居者様へも思いやりの心を持って接するということを心掛けて欲しいと思っています。

一歩フロアに出たら、たとえスタッフ同士でも敬語で会話をするようにお願いをしています。常に見られている・聞かれているということを念頭に置いて行動して欲しいのです。“人の振り見て我が振り直せ”という言葉があるように、他人の振る舞いを見て、自分の身を振り返るようにして欲しいです。自分で意識をしないと間違っていることに気が付きませんし、なかなか身に付きませんからね。会社全体で接遇マナー研修を行っていますので、研修に参加して自分のスキルにしてもらいたいです。ご入居者様がヴィラ･プランタンへ入ることにステータスをお持ちのように、スタッフ自身もステータスを持って働いてもらえるような職場でありたいと思っています。

ヴィラ･プランタンでは、ご家族様との関係をしっかりと構築していくために、ご入居前の面談を必ず施設長が行っています。さらに、入居後のご家族様への連絡等の対応も施設長が担当しています。施設でよくある、「●●が無いから持ってきて欲しい」という連絡も、スタッフがてんでに連絡をしてしまうと「この前は別のスタッフから連絡があったのにまた？」と不安にさせてしまうかもしれません。齟齬を防ぐということやスタッフを矢面に立たせないということもありますが、まずは窓口を一つに統一し、ご入居者様の信頼を得ることが重要だと考えています。

会社全体の企業理念として「和と誠実の精神で真に豊かな高齢化社会の実現に貢献する」と掲げています。ご入居者様のかけがえのない時間をご家族様に代わってお世話をさせていただくことはとても光栄で貴重です。ご家族様から「こんなところで」ではなく「ヴィラ･プランタンで良かった」と言っていただけるように、私たちはワンランク上の介護に尽力させていただいております。私も長年、介護の仕事に携わってきましたが、さまざまな方々との出会いがあり、沢山助けていただいて今があると感じています。ヴィラ･プランタン せとうちで働くスタッフにも同じように感じながら働いてもらえると、この仕事のやりがいにも繋がってくると思います。