職場
インタビュー

1000を超える病床数の超急性期病院。そこで腎臓内科、透析センター、CCUを経験しました。様々な急変への対応や技術を学びましたが地元に戻ることになり退職。しばらくは看護職を離れていましたが「やっぱり看護がしたい」そんな思いが高まって、以前から興味があったリハビリに携われる病院を探しました。そこで出会ったのが岡山協立病院です。当時、回復期リハビリテーション病棟を始動して間もなかったので「私もスタートしたい」と入職を希望しました。そして入職初日。ある患者様の退院を、スタッフみんなで和やかにお見送りしているのを 目にしました。「なんていい雰囲気なんだろう」これからここで働くことを嬉しく思ったのを覚えています。

「退院後の生活」。そこまでの意識が必要だというのが、これまでとの大きな違いです。患者様が家へ戻ってから、どんな風に毎日を過ごされるか、リハビリでよくなったところを維持できるか、などを考察し、在宅とも連携しながら患者様のフォローに当たっています。看護の考え方、取り組み方は大きく広がりました。寝たきりだった方が、起き上がれるようになり、自分で食事ができるようになり…と、どんどん介助量が減って、段階を追って元気になる姿を見るのは楽しい！自分のモチベーションにもなっています。

私自身、周りをぐいぐい引っ張っていくタイプではないんです。たくさんの人の意見をまとめるのって難しいですよね。でも、現在は固定チームナーシングのリーダーを任せていただいているので、それらを改善できれば、と思っています。看護師同士だけでなく、介護職・リハビリのスタッフたちとも緊密に情報共有しなければいけません。専門的な領域は正直「わからない」ことも多いのですがそれで済ますのではなく、自分の中でひとつずつでも勉強して、患者様へより良い関わりができるといいですね。他職種のスタッフたちの意見や視点を積極的に取り入れて効果的なチーム運営をしていけたら、と思っています。

協立病院・リハビリテーション病棟での働きやすさを実感するのは帰宅時間が早いことです。会議や勉強会が勤務時間内に行われるのでありがたいですね。私はまだ独身なのですが、周りの同僚はほとんどが既婚者。子育て中の方も多く、交替制の勤務を考慮してもらったり休暇も気軽に取れたりと、サポート体制が整っているようですよ。あとはスタッフ間のアットホームな雰囲気。気軽に相談できる仲間がいるので本当に働きやすいです。「あなたと会うとほっとするわ」これは患者様からかけられた言葉です。看護師に必要なのは知識・技術だけではなく患者様を癒す「笑顔」なんだと話してくださいました。患者様が笑顔になれるように、スタッフたちが笑顔を絶やさないように、私の力でできることを精一杯していきたいと思っています。