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インタビュー
地方独立行政法人 岡山県精神科医療センター
ステップアップ:精神科の薬剤師
スタッフインタビュー
長谷川 あずさ さん
薬剤師
修士課程修了後入職
薬を学びながら知ったコミュニケーションの重要性
「自分の手掛けた薬で何千人もの患者様を助けられる」そんな研究・開発に携わりたい、と薬の道へ進んだ私。学生の頃、大学病院での実習中、心に残る出来事がありました。「ここのところフラフラする」そう症状を訴える患者様がいました。後から伺うと、その状態は3ケ月ほど前から続いていたとのこと。低血糖だったということに、私は気付いて差し上げられなかったのです。患者様は私が対応した次の日に倒れられたと聞きました。なぜ防ぐことができなかったのだろう、もっとお話をお聞きすれば…と、とても悔しい思いをしたのです。少しでも話をする、何でも耳を傾ける、患者様と対面して、対話してこそ分かることがあると実感。また、薬の説明を聞いてくれた患者様が「そうだったんだ」と不安を解消してくれる、嬉しい経験もしました。実習後は「患者様と向きあえる仕事がしたい」と考えるようになっていました。
精神科専門の病院へ就職、マイナーとも言える診療科を選んだ理由は
精神科というと馴染みが薄いですよね。学生の頃もあまり勉強には出てこなかった。でも、たまたま資格取得後にアルバイトしていたのが精神科の門前薬局だったんです。分からないことが多かったのですが、「自分がこれからもっと知識や経験を積めば、患者様のためにできることがまだまだあるんじゃないか」と可能性を感じました。「そこに挑戦することがやりがいなんじゃないか」と思ってここ、岡山県精神科医療センターで働くことを決めました。
メンバーは全員20代、居心地の良さは抜群です
経験は2年目。まさに勉強中です。患者様の持参薬を見て「この薬はこんな使い方をするんだ!」と新しい発見をすることもしばしば。一緒に働くのは全員20代なので、同じように刺激を受けています。経験不足は否めませんが「これから!」という意欲はたっぷり。ただ仲良し、というのではなく「お互い支え合って成長しよう」という雰囲気が居心地いいんですよね。
学会、研修は積極的に参加!認定薬剤師を目指して
夏には神戸で開かれた講習会へ参加しました。院外の勉強会などに参加すると、基礎が復習できたり精神科だけではなく内科の知識を得たりできるのが嬉しいです。偏った知識では患者様にして差し上げることに限界があるので、様々な視点から症状を見れるようになりたいですね。自分がステップアップしていく過程で認定薬剤師などの資格も取れれば、と思っています。徐々に自分の成長も感じています。病棟での服薬指導では、患者様へ丁寧に説明を行って、不安もしっかり伺って、信頼関係を築くことができてきました。伺った話や薬への反応はドクターやナースにフィードバック。その他、心理士、作業療法士など、患者様に関わるスタッフみんなで情報を共有し、総合的に考える中に自分の存在意義がある、ってとても大きなやりがいです。精神科で薬剤師の果たせる役割は今よりもっとあるはず。例えば内科など一般科での知識がこれまでになかった取り組みに繋がるのではないか、と思っています。そんな知識やキャリアを持つ仲間が増えたらいいですね。楽しみにしています。私たちにとっても、きっと刺激になります。
地方独立行政法人 岡山県精神科医療センター
施設データ
〒 岡山市北区鹿田本町3-16
TEL:086-225-3821
開設 | 2007年 |
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許可病床数 | 252床 |
診療科目 | 精神科 児童精神科 |
指定状況 | 応急入院指定病院、精神科救急医療施設、精神科専門医研修指定病院、臨床研修指定病院(協力型)、心神喪失者等医療観察法指定入院医療機関、心神喪失者等医療観察法指定通院医療機関 |
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