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インタビュー
地方独立行政法人 岡山県精神科医療センター
児童精神科:子どもたちとゆとりを共有
スタッフインタビュー
平田 晶奈さん
看護師
急性期大型病院勤務後、大学へ編入し養護教諭免許を取得/児童精神科勤務
楽しいこと一緒にしよう!
私が勤務しているのは児童思春期入院棟です。家から離れて入院生活を送る子どもたちの暮らしを支えていくのが仕事。病棟が楽しく安心できる場所であるように、子どもたちへの関わりに心を配っています。とは言え、普段から生活を見ているので、特別に気を遣うというよりは自然にサポートしている感じです。月に1度は、キャンプやクリスマス会など子どもたちが“お楽しみ”にしているレクリエーションがあります。どうしたらみんなが快適に時間を過ごせるか、それをテーマにレクリエーションを企画したり盛り上げたりしていますがそれを1番楽しみにしているのは、実は私なのかもしれません!私のモットはー「自分自身が楽しむこと」。でも、何より嬉しいのは子どもたちの笑顔が見えたときです。それこそが、ここで働く1番のやりがいでしょうか。
「これでいいのかな?」不安な時もあった
いつも楽しければいいのですがそういうわけにもいきません。「自分の力だけではどうにもならない」と不安になったり悩むこともありました。入職間もない頃は少し動揺もしましたが、今は全然平気です。なぜなら何でも相談できるからです。そういう雰囲気なんです、悩み事を抱えるのはタブーなんです。先輩はもちろんですがドクターも一緒に話を聞いてくれます。「そんなことがあったのか、だったら、こうしたらどうだろう」そんなアドバイスを誰からでももらえる。問題を全員で解決していくムードが大好きです。
勉強したいことが次から次へ、今考えるのは「医療と教育の垣根について」
養護教諭の免許を取得しました。新卒後に入職した急性期の病院で小児を担当し元気に退院したみんなが、どんな社会生活を送っているのか、学校はどんな風に子どもたちをケアしているのか、それを知りたかったのです。同時に新たな探究心も沸いてきました。医療と教育の現場は、もっと緊密にあるべきなんじゃないか、ということです。この病棟には院内学級があります。近隣の小・中学校から先生が来て下さっていて、授業の様子や、先生方が気になったことなどを詳しく聞けます。これらは貴重な情報で、病棟でのケアに反映させています。一般の学校でも、医療機関ともっと連携が図れると、子どもたちにとっていいことなんじゃないかと思うんですよね。近い将来、それが実現したらいいですね。そのために、何か自分で実行に移したい!そういう気持ちがウズウズしています。
パワーの秘訣は職場環境にあり
残業は少しありますが、日勤時間帯にどうしても収まらなかった片づけや、担当している子どもについての会議が理由なので全く苦になりません。仕事のけじめがきっちりついているので帰宅後・休日はスッキリ頭を切り替えられます。先述にあるように、職場間の隔たりなく相談したり、気軽に話ができるのも、この職場の魅力。子どもたちは敏感に私たちの気持ちを察知するので、生活の中で日々関わる私たち大人が心にゆとりを持っておくことも重要でしょう。この和気あいあいとした雰囲気の中で、こどもたちの育ちを支えていけたらいいですね。
地方独立行政法人 岡山県精神科医療センター
施設データ
〒 岡山市北区鹿田本町3-16
TEL:086-225-3821
開設 | 2007年 |
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許可病床数 | 252床 |
診療科目 | 精神科 児童精神科 |
指定状況 | 応急入院指定病院、精神科救急医療施設、精神科専門医研修指定病院、臨床研修指定病院(協力型)、心神喪失者等医療観察法指定入院医療機関、心神喪失者等医療観察法指定通院医療機関 |
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