職場
インタビュー

当院には院内保育所もあるのですが、通常は自宅近くの保育所に通わせています。主人や祖父母にお迎えを頼むときに、その方が便利だったためです。それでも、子どもが急に熱を出したときは職場の病児保育を利用します。普段通っている保育所では預かってくれません。これがすごくありがたいんです。うちは３人とも男の子。よく熱が出ます。夜に発熱して「これは明日やばいな…」と思ったらすぐ病院の保育担当者に電話。翌日、子どもと一緒に出勤し預けておけるので、仕事を急に休む必要がありません。何より安心です。気管支炎を併発して、他の病院へ入院することも何度かありましたが、そのときは付添いのために休暇も融通してもらいました。子どもの体調は予測できるものではないので、病児保育がある、というのは精神的にとても楽ですね 。

「好きなんだから続けたらいい」と主人は言ってくれます。食事の用意や寝かしつけ、遊びの相手など子どもの世話をたくさん協力してくれるので助かっています。子どもも「今日は夜勤よな」なんて、私のスケジュールを知っていてニッコリ送り出してくれますよ。「頑張ろう」って気合も入りますよね。休みの日は完全に子どものための日。腕によりを掛けて料理を作ったり、みんなで出かけたり。毎日フル回転で、あっという間に過ぎていきますが、その分、充実感はたっぷりです。

１人目を出産後、１年で復帰。その後２人目、３人目のときは半年で復帰しました。家でずっと赤ちゃんと過ごすのは、もちろん素敵なことだと思いますが、私は、外に出て働きたい！と思う性分で（笑）。復帰の前は少し不安もあります。でも、看護の仕事が好きなので「戻りたい」という気持ちの方が強くなるし、病棟の雰囲気もいいので、「早くみんなと働きたい」とウズウズ。新卒で入職してから、現在10年目。子育て中の仲間がたくさんいるので話が合うし相談もできます。上司は、スタッフたちの気持ちを大事に考えてくれる理想の人。ここは、育児と仕事を両立して、長く働ける職場です 。