職場
インタビュー

はい、この春立ち上げたばかりの訪問看護部門を含め、リハビリ部門の業務拡大を予定しています。訪問看護、訪問リハビリ、通所リハビリ、リハビリ室でスタッフ増員や設備導入などを進め、患者様一人ひとりに最適なケアを充実させていきます。例えば、手術を受けられた方の回復を病棟で支え、退院後はご自宅での生活を訪問看護で専門的にバックアップするなど、急性期から在宅まであらゆる相談に対応できることを強みに、地元かかりつけ病院として、地域でたくさんの方々に頼っていただきたいと思っています。

特に期間は決めていませんが10年ほどの経験があるベテランをプリセプターにつけます。チェックリストで習熟度を把握し、独り立ちできるかどうかを明確に判断します。新人の教育期間を終えた後も、個々の目標管理を取り入れています。半年に2回、それぞれ目標達成できたかどうかを確認する機会を設け、併せて面談も行っています。新人に限らずベテランでも悩みはあります。仕事、生活の面で悩みがあればここで打ち明けてもらい、一緒に解決を目指しています。

心臓血管、脳血管など個々が専門性を高めていけたらいいですね。また、受け持ち制を徹底させたいと思っています。受け持ち制は、患者様にもっと寄り添い、看護の質を高めるために導入しました。でもまだ完全に移行できていないところがあるので。加えて、他職種ともチームを組んで連携し、より細やかに患者様の退院支援を行うことが目標です。また、若い看護師たちが自立し、考えを自由に発言・提案できる環境を維持していくことが私の使命。みんなが患者様を第一に考え、自分がどのように動けばいいかを考えられる看護師に育ってもらえるといいですね。

ええ、私も25年勤めてきました。子育て中、または子育てを終えたナースが多いので、これから、という方には経験豊富な先輩たちが強い味方・頼りになりますよ。また、育休明けの正社員には「短時間正社員制度」、小学生の子どもがいれば「夏休みだけ夜勤専従」、など当院ではワークライフバランスを推進していますから、個人の生活を考慮した勤務体制を実現することができます。これが、ここで長く看護師を続けられる理由の一つでしょうね。今後リハビリ部門の拡充もあって、外来、病棟、デイケア、訪問…など、看護の幅はどんどん広がります。ずっと看護師でいたい、という方に、平病院で「やりたい・自分らしい看護」を見つけて欲しいと思います。