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職場
インタビュー
医療法人 弘友会 泉クリニックグループ 有料老人ホーム いずみの里
OTのやりがい:仕事の領域を広げ、自身が成長する
スタッフインタビュー
仁熊 秀子さん
作業療法士
昔、自分には笑ってくれない利用者様もいました
若いころは、お年寄りの体を支えたり、たくさん汚れたり、という業務の中で「しんどい」と感じると表情に出してしまう自分がいました。「○○したい、○○できない」という利用者様の声に聞こえないふりをすることもありました。「忙しいからしょうがない」、と割り切っていたのですが、ある時、自分には一度も笑顔を見せてくれなかった利用者様が、他のスタッフにニッコリ笑いかけているのを見て、心が動揺しました。やきもちみたいな感情が沸き起こって、それまでの自分を振り返りました。スケジュールをこなすことで精いっぱいだった自分は、きっと、どこかしら偉そうで「しんどい」という思いも、利用者様に見抜かれていたに違いありません。…だからといって、作り笑顔はできない私。一生懸命やっているのに、喜んでもらえていない?自分はどうしたらいいのか、と悩む時期がありました。
利用者様の笑顔が見たいから
利用者様と打ち解けているスタッフたちは作り笑顔で接しているわけではありません。「ご利用者様の力になりたい」というまっすぐな思いで接しているのです。私も同じ気持ちです。それなのになぜ?色々と考えた結果、私は「利用者様に悲しい思いをさせない」という新しいルールを自分に課すことにしました。そこから、自分の利用者様への接し方が自然と変わったような気がします。「利用者様のために」という大きな括りの中で「特に気持ちに配慮する」という大切なポイントを再認識することがOTとしての成長に繋がったのだと思います。
日常生活動作を基本にしたリハビリをメインに
私は「本当に必要とされているものを提供したい」と思っています。日々の暮らしに欠かせない動作をしっかり訓練することで、利用者様の生活習慣をできるだけ維持したいと考えているのです。特に私が徹底してやってもらっているのが「手洗い」です。食事で手を使わない人にも1日3回、食事の度に行えば手の可動域訓練になります。最初は痛がる方もいらっしゃいますが、毎日続けることが大事。座位も重要です。車いすは移動手段と捉え、よほど困難がない限り、食事の時間は椅子に座ってもらいます。首の角度や足の位置など、安全に気を使いながら食事をサポートします。日々の生活の中で必要な動作訓練をコツコツ続けて、利用者様に利用者様らしい毎日を送ってほしいですね。
必要がある、だから入浴介助もやっています
「OTなのに入浴介助もやっているの?」と驚かれることもありますが、楽しいですよ。入浴中の方が動かしやすい関節もあるし、裸だからこそ分かる骨のゆがみや利用者様の癖、動作の問題もあります。OTの経験は長いのですが、入浴介助中に「そうだったのか!次はこんな風に試してみよう」という具体的な解決のヒントや新たな発見に出会うことも多いので、結果、効率が良くなっているのではないでしょうか。まだまだ私も成長の過程にあります。利用者様の笑顔に触れながら、やりがいがどんどん大きくなっているのを感じます。
医療法人 弘友会 泉クリニックグループ 有料老人ホーム いずみの里
施設データ
〒 岡山県総社市泉1-213
TEL:0866-94-5051
FAX:0866-94-5661
運営会社 | 有限会社ケアースマイル |
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設立 | 1994年8月 |
居室 | 室個室50室(トイレ・洗面台・エアコン・カーテン・スプリンクラー設備・緊急連絡装置付き) |
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