職場
インタビュー

変遷する医療制度、介護保険制度によって、施設利用者様や、医療事業者側からどんな要望が高まっていくのかを分析し事業展開を進めています。現在は急性期病院から医療ケアが必要な患者様を受け入れておりほぼ満床です。介護スタッフは当施設で、業務上生涯役立つであろう喀痰吸引・経管栄養管理に関する最上位資格の第1号認定者を養成し、業務を担っています。訪問看護ステーションに在籍する15名の看護師たちが利用者様60名を手厚くケア。ＰＴは3名ですが10名のトレーナーがバイタルチェックや離床などの業務をサポートしています。利用者様の在宅復帰を目指し、離床時間を6時間確保。結果の出るリハビリの実施に取り組んでいます。（人数は2015年5月現在のものです）

要介護４以上という重篤な利用者様を丁寧にケアしていくためです。急性期病院から引き継ぐ医療継続や、集団内個別訓練によるリハビリできちんと実績を出すためにも人員をそろえています。これは、利用者様のためにもなりますし、スタッフ全員がゆとりを持って勤務できる環境の整備にもなります。不特定の方に喀痰吸引（口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部、人工呼吸器装着者）、経管栄養（胃ろう・経鼻）を行える特定行為従事者の活躍が、更に難易度の高い医療行為を担う看護師を助けています。また、リハビリ領域でもトレーナーたちの利用者様一人ひとりに細かく気を配る介助が、6時間離床する集団内個別訓練を可能にしています。スタッフたち同士の関わり方も、とてもいい雰囲気にまとまっているんですよ。

これまでリハビリと言えば個別訓練が中心でした。例えば、一人につき20分刻みで計40分。1日の残り23時間20分が完全に寝たきり状態のままという場合もありました。しかし、このやり方では、廃用性症候群を断ち切ることができません。このままではいけないのではないか、と考え、複数名のスタッフが複数名の利用者様を見守りながら、午前と午後で6時間の離床時間をつくる集団内個別訓練を実践しているのが「活性化ケア」です。利用者様は、居間のような開放的な空間で、他の利用者様やスタッフと関わり合いながら、テレビを見たり、休憩したり、それぞれに必要な訓練を通して刺激を受けます。結果は明らかでした。ホームページに動画もアップしていますが、多くの利用者様に食事、起立、歩行などの機能改善が見られています。

利用者様が心地よく過ごせるよう環境整備を続けていきます。それと同様に、ここで働くスタッフたちにとって、将来展望があって、無理なく働ける体制で、待遇も満足できる、そんな職場であり続けるためにも事業戦略を練り続けます。人員にゆとりがあると、ケアが行き渡りますし、専門職は自身の業務に集中でき、スキルアップも可能。利用者様に「良くなってもらいたい」と執念を持って取り組める方、自身を高めたい方にはやりがいのある職場だと思います。「自分の親に入居を勧めたい」、「自分の友人が転職を考えていたらここに誘いたい」、そんな風に思ってもえらえるといいですね。アップルウッドのビジネスモデルはすでに全国に広がりつつあります。時代のニーズに先駆けて応える、最先端の医療・福祉環境で、あなたも働いてみませんか。