職場
インタビュー

平成２６年に当施設「四季の里」が開設されるとのことで転職を決めました。それまで老人保健施設で勤務していましたが、より自宅に近い勤務先を探していたのです。１時間かかっていた通勤時間が１５分に短縮され、生活にゆとりができました。「特養で働きたい」とも思っていました。オープン当初に比べると、段々とスタッフ同士の結束が強まっており、今後はもっと利用者様に満足していただけるケアができる！と考えています。新しく仲間になってくださる方とも、これからどんどん施設を良くしていこう！一緒に作っていこう！というタイミングです。

現在のところ、１ユニットを男性２名、女性４名で担当し、利用者様一人ひとりに合わせた生活支援を行っています。リハビリのためにマシンを使う方もいれば、手芸などでのんびりされる方もいます。起床時間、食事内容、レクリエーションなど、個人の「やりたい」や「満足」を最大限に意識して、利用者様が心地よい時間を過ごせるサポートを心がけています。施設内のタイムスケジュールに縛られすぎず、私たちが利用者様の生活に沿わせていただいています。同世代のスタッフたちが多く、季節ごとのイベント企画を考える時などは、とても盛り上がります。仕事が終わって一緒に食事に行くこともありますよ。

リーダーとして、後輩たちの成長を嬉しく思っています。最初は右も左もわからなかった、という未経験のスタッフがメキメキと力をつけ、利用者様を事細かに観察し、対応できるようになっています。認知症について自主的に勉強しているんだなあ、と感心します。また、施設側がスタッフたちの外部研修やセミナー参加を応援してくれていますので、これからキャリアアップしたい方には、思う存分興味あることを勉強できる良い環境だと思いますよ。私も先日ユニットリーダー研修に参加してきました。学んだ内容によっては、後日施設内でスタッフみんなに共有してもらう機会もあります。

私は高校を卒業後、何の資格もないままこの世界へ飛び込みました。その後、この仕事の奥深さ、やりがいを追求したくなり、働きながら介護福祉士の資格を取得。経験を積み、ユニットリーダーを任されるようになり、現在に至っています。今後挑戦したいのはケアマネージャーの資格取得。制度などをもっと勉強したいと思っています。また、「終の棲家」とも言われる特養で、今後もっと必要とされること、医療機関との連携や私たちにできることを更に考え、実践していきたいと思っています。一人ひとり違う個性を持った利用者様と向き合うので、難しさは色々とありますが、だからこそ、やりがいが大きな仕事です。職業として福祉の現場を考えたことがなかった方にも挑戦して欲しいと思っています。