職場
インタビュー

はい、その先には病院全体のリニューアルも控えています。増床やスペースの拡大などによって、患者様にはこれまでより快適にご来院いただけると思います。看護部としては、外来で糖尿病など病気の予防につながる指導を積極的に行い、センターとも密に連携を取っていきます。また、地域包括ケアの重要性が高まる中、私たち看護師は病院の外にも活躍の場を増やし、地域の方々が「健康で幸せ」と感じられるような「地域まるごと健康づくり」の活動をリードしていきたいと思います。一人ひとりが専門性・実践力を更に高めていけたらいいですね。

2人目の子どもを出産し、しばらくは家にいました。上の子とは年子でした。前の職場では子どもが小さくても夜勤をしなくてはならない状況だったので、これはもう難しい、と判断し退職。その後、子ども2人が一緒に保育園に通えるようになってから復職を考えていた時、「協立病院は子育て中も働きやすい」と評判を聞いて入職しました。最初はパートで、夜勤なし、下の子が小学校に上がるタイミングで常勤になりました。それ以来ずっと勤めています。「子育て優先」という風土が根づいている職場だったので、保育園のお迎えに遅れない配慮をしてもらいましたし、子どもの急病でお休みをいただくのも言いやすかったです。もちろん、今もそのムードは変わりません。これから結婚、出産などを控える女性にとっては、長く働きやすい職場だと思います。

職種間の垣根が低く、ドクター、薬剤師、栄養士、セラピスト、そして看護師の全員が、それぞれの専門性を認め、何でも話し合いながら、患者様にとって最適なチーム医療が実践できています。チームの中での看護師の役割はいわば「調整係」。患者様の生活背景を把握し、それに沿ったケアを実現できるよう他部署のスタッフに助言したり、部署間の情報伝達も行います。また、これも長く根付いているのですが「新しいもの、いいものを取り入れる」という風土があります。研修に行った様々なスタッフから「こんなふうにしたい」「患者様のためにより良い方法があった」など新しく取り組める提案があれば、積極的に導入できるかどうかを検討・実行します。キャリアに関係なく、誰もが気づきを発言できる雰囲気があります。

看護部長として、女性のライフスタイルに沿った「働きやすい職場づくり」と、医療情勢に対応しながらスタッフたちが力を発揮できる「組織づくり」を行っていきます。この病院が培ってきたママナースが働きやすいムードを存続させるのはもちろん、家族の事情や本人の希望があれば、職場の異動、勤務体制の変更にも柔軟に対応できますので、皆さんに長く安心して働ける職場環境を整えていきたいですね。リニューアルにも備えて、スタッフをまとめられるマネジメント力を備えた看護師の育成にも力を入れたいと思っています。